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青葉区 社会

公開日:2025.09.04

くろがねルーチェ
認知症カフェを初開催
約20人が理解深め合う

  • イベントの様子

 認知症のある人やその家族、地域住民が交流するオレンジカフェ「よりそい ひろば たまプラルーチェ」が8月27日、たまプラーザ地域ケアプラザで初開催され、約20人が参加した。

 「くろがねルーチェ 居場所laboratory」(長津淑子代表)が主催する同カフェ。「物忘れが気になる」といったささいな悩みでも気軽に相談し、介護福祉士や医療従事者などの専門職とつながることができる。

 当日は参加者同士の歓談ののち、「健口は健康の入り口!歯科医が教える認知症に負けない口元ケアの秘訣」をテーマにあおぞら歯科(黒須田)の今村圭一郎院長が登壇した。高齢者支援を行う「まちbiz シニアライフサポート」の木村俊樹さんや、就労継続支援B型事業所「えにぃはんず」の佐野顕一郎さんとその家族も参加し、参加者は日頃から疑問に思っていることなどを相談し合った。

相談の仕方が分からない人へ

 自身も介護福祉士として勤務していた発起人の長津代表。「『子どもは親を見るのが当たり前』と考える人は多いが、そうでない考え方の人もいる。必要な支援を知らず、相談の仕方も分からない人が、何でも気軽に相談できる場を作りたかった」と話す。

 心理・医療・福祉などさまざまな専門家が集う同カフェ。参加者から相談があった場合、地域ケアプラザと連携することで行政サービスにもすぐにつなげることもできる。今後は月一回程度で開催する予定。長津代表は「年齢や障害に関わらず、住み慣れた場所で安心して住み続けられるまちになれば」と期待を込めた。

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