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青葉区 文化

公開日:2025.11.20

乾杯が呼ぶ、笑顔と活気
本紙企画 あおば地ビール座談会

  • 互いの活動について語り合う、(左から)朝倉さん、奥山さん、神長さん、駒田さん

 青葉台郵便局の屋上では「青葉台ハニービープロジェクト」と題し、2021年から養蜂が行われている。採取したハチミツ「ぽすみつ」は瓶詰や焼菓子、ゼリー等の加工品として販売。毎年人気を博している。

 そんな「ぽすみつ」商品にこの度、クラフトビール『ぽすみつ れもん』が仲間入り(11月22日リリース予定)。青葉の新たな地ビール誕生を記念して、ビールで地域を盛り上げる3団体に熱い思いを語ってもらった。

 「青葉台ハニービープロジェクト」からは、青葉台郵便局の神長義博局長、『ぽすみつ れもん』の製造・販売を担うYellow(イエロー) Monkey(モンキー) Brewing(ブリューイング)(株)=都筑区=の駒田博紀CEOが参加。

 さらに、「横浜あおば小麦プロジェクト」から奥山誠代表、昨年立ち上がった「あおばホップガーデン」から発起人の一人、朝倉亜矢子さんが参加した。

◇  ◇  ◇

――活動のきっかけは。

神長 「青葉台の花と緑を増やしたい」という思いから始まりました。地域の食との連携、子どもたちの養蜂見学など、面白い街づくりができるんじゃないかと思って。

奥山 横浜市の生産量の約9割を占める青葉区産の小麦を知って、食べてほしくて。鴨志田町の支援事業所で育てた「あおば小麦」を使った商品開発や、地域の企業との橋渡しをしています。

朝倉 私たちの子どもが支援学級に通っていて、畑を通した子どもの居場所づくりが始まり。たまプラーザで活動しています。ホップを選んだのは、珍しくて人が集まってくれるかと(笑)。

――それぞれの地ビールについて教えて下さい。

駒田 採蜜体験で食べたかき氷のはちみつレモンがけから、ひらめいたレシピです。ニュージーランドで修業を積んだ職人肌のヘッドブルワーが、珍しく「悪くない」と褒めた最高の出来ですよ。

奥山 僕は元パン屋で、あおば小麦で作ったパンが予想以上に喜ばれて。うどんにピザに…と広げた一つが『あおばビール』。毎年、小麦やブルワリーによって味が違うので、その年限定の味を楽しめるのが魅力かな。

朝倉 実は、ホップも種類や収穫時期で香りが違います。初心者なので、育て方やホップの配合、加工方法までいろいろ試して、やっと今年、『ホップのはなし』が完成しました。あおば小麦とのコラボです。

――地域や活動への思いを一言。

神長 ハチミツもビールも同じで、人を笑顔にするものです。笑顔や面白いことを地域に広げていければと思います。新しい特産品として、お世話になっている街に還元できればうれしいです。

奥山 たくさんの人に、小麦を楽しんでほしいです。何にでもなるんですよ、小麦の歌も制作中ですし。地域を盛り上がればいいなと思います。

朝倉 地域の交流の場として、たくさん知って、愛してもらえる活動にしたいと思います。地域をつなぐ、一つにする力があると思うので。

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