戻る

青葉区 教育

公開日:2025.12.25

アリの生態調べ、優秀賞
奈良小5年 古川晄平さん

  • 賞状を手に笑顔の古川さん=本人提供

 第33回木原記念こども科学賞の表彰式が12月14日、横浜市役所で行われた。青葉区からは、古川晄平さん(奈良小5年)が、小学校高学年の部で優秀賞を受賞した。

 子どもたちが生物の不思議や科学する楽しさを知り、命の大切さを学び、”科学する目”をもつことを願い、(公財)木原記念横浜生命科学振興財団が主催する同賞。神奈川県内の小中学生を対象に、生物に関する「観察」「調査」「実験」をまとめた作品を募集している。今年は162作品の応募があり、22作品が受賞した。

 古川さんの作品は、「アリのエサさがし〜一番最初になにをたよりにえさをさがしているのか?!〜」。エサの匂いと色に着目し、条件ごとに数種類のエサを用意。アリがエサに辿り着く様子を観察した。アリがパニックにならないよう、環境作りを工夫したという。アリに、特定の匂いや色に反応する様子は見られず、「とにかく歩き回って探しているのではと考察した」と結果を出せたことを喜んでいた。

 同賞の応募は3回目の古川さん。昨年、妹が努力賞を受賞したこともあり、気合を入れて取り組んだ。「工作や実験が好き。新しいものを作ったり、新しいことが分かったりするのが楽しい」と語る。「来年は、最初にエサを見つけたアリを、他のアリがどうやって追うのか調べたい」と、すでに計画進行中だ。

ピックアップ

すべて見る

意見広告・議会報告

すべて見る

青葉区 ローカルニュースの新着記事

青葉区 ローカルニュースの記事を検索

コラム

コラム一覧

求人特集

  • LINE
  • X
  • Facebook
  • youtube
  • RSS