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緑区 社会

公開日:2012.01.19

ズーラシア
「バリーバ」一般公開
ホッキョクグマ繁殖めざす

  • 泳ぐ練習をするバリーバ(ズーラシア提供)

 よこはま動物園ズーラシア(旭区上白根町)に仲間入りしたメスのホッキョクグマ「バリーバ」が、今月から一般公開されている。



 バリーバは人工哺育で育ったホッキョクグマとして知られるピースの母親。愛媛県立とべ動物園で飼育されていたが、繁殖相手がいない状態だった。一方、ズーラシアでは昨年5月末にメスのチロが死亡して以来、オスのジャンブイ1頭のみの飼育となっていた。



 ホッキョクグマは現在、絶滅危惧種II種に指定されている。そのため、(社)日本動物園水族館協会が推進する「ホッキョクグマ繁殖プロジェクト」により、今回の”嫁入り”が決まった。



 バリーバとジャンブイは、現在は曜日をずらして1頭ずつ展示されているが、2頭は既に柵越しで顔合わせ済み。ジャンブイは興味を示しているが、バリーバが威嚇している状態という。繁殖期の2月ごろから2頭一緒の展示を予定している。



 バリーバの公開は、月・木・土・祝、ジャンブイは日・水・金。

 

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