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心臓血管外科 下肢静脈瘤の要因と治療法
一般的に下肢静脈瘤を発症しやすいとされる要因を「長時間の立ち仕事をしている人」「妊娠・出産後の女性」「親族に下肢静脈瘤の人がいる」と、齋藤典彦院長は指摘する。
下肢静脈瘤は、足の静脈血管内にある血液の逆流を防止する弁が壊れてしまうことが原因で発症。足の血管が浮き出てくる・むくむなどの症状が出た場合「発症の疑いがあり、症状が進むと皮膚に穴が空いてしまう場合があります」。主な種類に、太ももや膝裏の血管が蛇行したように浮き出る「伏在静脈瘤」、網目状やクモの巣状に血管が浮き出るものが挙げられる。
同院の検査は、下肢超音波検査で血管の太さなどを診断。結果をもとに、軽度の場合は弾性ストッキングによる圧迫療法や注射による硬化療法を行っている。
昨年からは、細いファイバーを血管内に入れ、静脈瘤を焼いて閉塞させる手法のレーザー治療(保険適応)を開始。「手術による創口は針穴程度で跡も残りません。美容面で切開創が気になる女性や体力面が心配な高齢者も治療可能です」。また、重症の場合は病気の血管を引き抜く日帰りのストリッピング手術を採用している。
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