市営バス事業再編とMaaS 推進 自民党 横浜市会議員 かもしだ啓介(35) 市政報告【11】
一般質問のご報告
12月9日の横浜市会第4定例会にて自由民主党横浜市会議員団・無所属の会を代表し、「特別自治市の実現」「アフターコロナの観光経済政策」「行政のデジタル変革・庁内ネットワークのクラウド化」「火山灰対策の具体化・市民への普及啓発」「地域を巻き込んだ脱炭素化・再エネ活用と多様なモビリティの利用促進の考え方」「市営住宅駐車場の有効活用・市の遊休資産の活用」「市営バスネットワークの維持」「コロナ禍における病児保育事業の推進」「コロナ禍における若者の自殺対策」など9項目(18問)について質問しました。今後、質問と答弁の結果を順次ご報告させていただきます。また、LINE公式アカウントでは全てをご報告させていただきますので、是非ご登録をお願いします。
「市民の足」の再編
市営バス事業は、通勤・通学需要の減少や高齢者の増加などの多くの課題があり、その経営環境は厳しさを増しています。更に緊急事態宣言発令中には、前年度に比べて最大70%程度の利用が落ち込み、今年度上半期の収支は約14億6千万円の経常赤字です。現在も約20%の落ち込みが続いており、大規模な輸送力の調整や路線廃止を行い、需要に見合った持続的・効率的な運航体制に変更している状況です。
緑区の新アクセス
私の一般質問により、緑エリアでも運航効率化及び鉄道駅へのアクセス向上のため、鴨居駅から竹山団地を通り、2年後には相鉄東急直通線が開業する西谷駅へ、という南北を結ぶ路線も整備する検討が進んでいます。民間バス事業者も苦境に立たされる中、市営バス事業は地域の期待度が高い路線再編を進め、「市民の足」として持続的維持が欠かせません。
MaaSの推進
私は、脱炭素化、マイカー乗車率の低下、高齢者の玄関からファースト・ラストマイル(玄関から玄関まで)の移動を支えるモビリティや地域交通の重要性(山坂や狭あい道路が多い緑区は特に重要)等の移動の社会変革が進む中、今後、公共交通が現在よりも重要性を増してくると確信しています。特にバスは、MaaS(マイカー以外の移動を繋ぎ目なく一体化する概念)の中心的役割を担い、地域のまちづくりとの連携や高付加価値化がし易く、また渋滞緩和や環境負荷の低減など、最も効果が高い分野です。地域の持続可能な発展のために今後も取組を進めて参ります。
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