緑区 人物風土記
公開日:2022.02.10
横浜市スポーツ協会の横浜スポーツ表彰でスポーツ功労賞を受賞した
谷村 桂子さん
森の台在住 65歳
新たな一歩、いつだって
○…長きにわたりバレーボールの普及、振興に尽力してきた。2005年から緑区バレーボール協会副会長を務め、大会などが円滑に進むよう、きめ細やかな気配りを様々な場面で見せてきた。「今までみんなと一緒に一生懸命、取り組んできたことが評価された。感慨深い」と心境を語る。「生涯スポーツで、誰でも気軽に楽しめる」と魅力を話す。目標に向けてチームがひとつになれるよう、練習にも精を出す日々だ。「ずっと、続けていきたいスポーツ」と笑う。
○…アニメ『アタックNo.1』などの影響を受け、高校でバレーボール部に入部。負けず嫌いな性格だったこともあり、厳しい練習にも耐えた。30歳で出産し「一人娘が可愛くてべったりだった」。その後「親の方が少し子離れしなくてはだめ。何か始めたら」と友人から諭された。そんな時、回覧板で見た「ママさんバレー急募」の案内。今も所属する中山クラブで汗を流し始めたのは35歳の時だった。
○…「広い体育館で思いっきり体を動かせる開放感がたまらない」と長年続ける理由を話す。50代の頃は、緑区スポーツ協会の事務局も担当。幅広いスポーツの魅力を伝えてきた。毎年開催される緑区スポーツ人の集いの運営にも携わり「裏方に徹して」と謙遜するが、企画が円滑に進むよう役割を果たしてきた。
○…60歳になってからは、学童保育で働くことや趣味で阿波踊りを始めるなど、新しい挑戦を次々と。ビール好きが高じて、クラフトビールの本場、ベルギーを訪れたこともある。バレーボールを続けながら「70歳になったら、また新しいことを始めたい」とにこり。「新たな一歩はいつだって踏み出せる」。その思いは常に心の中にあるようだ。
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