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緑区 文化

公開日:2022.03.31

田奈中学校トロンボーン四重奏
初の全国で金賞の快挙
アンサンブルコンテスト

  • 演奏後のトロンボーン四重奏メンバー(同部提供)

 田奈中学校のトロンボーン四重奏チームは19日に山形県で行われた「第45回全日本アンサンブルコンテスト」に出場し、金賞に輝いた。

 創部以来初めて出場した全国の大舞台には、3年生の石谷そらさん、相原健太郎さん、2年生の井山巳晴さん、大谷優太さんの4人が立った。

 地震の影響で、新幹線ではなく、急きょ前日からバスで約9時間かけて山形県へ向かったという同チーム。「山形県で何を食べようか」。車内では、たわいない会話が続き、4人とも緊張した様子はなかったという。

 本番は、午後4時半頃からだった。午前中は、会場の雰囲気に慣れるため、高等学校の部の演奏を聴いていたという。「数時間後、自分たちが演奏する側になると考えると緊張感が高まった」と相原さんは振り返る。

 昨年の10月頃から全国出場を目標に懸命に練習に励んできた4人。同部の滝野恵子顧問は「全国だからといって、気負わなくてよい。いつも通りの演奏をしてきて」と本番直前に声を掛けた。

 演奏したのは、トマジ作曲『生きるべきか死すべきか〜ハムレットの独白〜』。パートリーダーでソロを吹いた石谷さんは「審査員がいる所までしっかりと音を届けられた。納得できる演奏ができた」と笑顔を見せた。

 初の全国の舞台で金賞という快挙に対して「多くの人たちの支えがあったからこそ。多くの人からたくさんの祝福を受けて、本当にうれしい」と4人は口を揃えた。

 滝野顧問も「見事な演奏を披露した4人を誇りに思う」と語った。

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