区内三保町在住の青木詩乃さん(16)と優介さん(14)姉弟が、このほど行われた第11回全日本フリースタイルスケート選手権関東・甲信越ブロック大会の各部門で1位の成績を収め、全国大会の切符を手にした。7月に愛知県で行われる全国大会では姉弟揃っての優勝を目指す。
インラインスケート競技は、縦一列に車輪がついたスケートシューズを履いて行う。(一社)日本インラインスケート協会主催の同大会では、音楽に合わせて踊りや技を競う「クラシックスラローム」、片足で等間隔に置かれた20個のパイロンを避けながら通過してその速さを競う「スピードスラローム」、「バトルスラローム」「ペアスラローム」の4種目がある。
同競技で世界大会の出場経験もある詩乃さんは、4種目中3種目で1位の成績を収めた。「1つパイロンに触れてしまって0・2秒加算されてしまった」と話すスピードスラロームでは5秒505。優介さんも同種目で5秒557のタイムで優勝した。
2人がインラインスケートを始めたのは小学校低学年の時。練習は、玄海田公園(長津田みなみ台)や新横浜公園(港北区)のほか、自宅前の路上などで行い、日々スピードや技を磨いているという。
5年連続
姉弟で全国大会に出場するのは5年連続。全国大会の総合得点で上位入賞すると世界大会の出場メンバーに選出される。
詩乃さんは「昨年と同じ3種目優勝を目標に挑んだ。少しプレッシャーはあったけど大会では競技を楽しめた」と話す。また、優介さんは「1位を取れるとは思っていなかったので、素直にうれしい」と笑顔を見せた。
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