緑区 スポーツ
公開日:2023.03.30
ユーピット長津田SS(サービスステーション)
「結果を残すシーズンに」
ヤリスカップ参戦2年目
長津田みなみ台のガソリンスタンド「ユーピット長津田SS」を運営する第十興産株式会社のレーシングチーム「ユーピットモータースポーツ」は4月1日(土)、富士スピードウェイ(静岡県)で開催される自動車レース「Yaris Cup」の西日本シリーズ第2戦に参戦する。ドライバーを務める同社の佐藤陽さん(=今号人物風土記で紹介=)は「昨年は課題が多く残る1年だったが、より速く走るために分かってきた部分も多い。今年は結果を残すシーズンにしていきたい」と思いを語る。
昨年は参戦初年ということもあり、予選敗退が続いた。しかし同チームの運営管理者を務める同店の石島孝志さんは結果を残せなかった一方で、メンバーの技術向上や経験の蓄積ができたシーズンだったと振り返り、「誰も公式レースの経験が無く勉強の連続だったが、充実した1年だった。今年はポイント圏内の15位を目指したい」と笑みをこぼす。
同チームは一昨年の秋、社員教育や同社の知名度向上などを目的に発足され、昨年からレース活動を開始した。同社役員の「どうせやるならカッコ良く」との一声で予算を大幅に増加。レーシングスーツや車輌のラッピング、テントなどを特注した。また、プロのレーシングドライバーをアドバイザーに迎え、「Yaris Cup」や耐久レースなど全4レースに参戦した。
チームのエンジニアは同社と同社グループ会社従業員が担当。同チームチーフエンジニアで同店で整備士として働く那知上渉さんは、自身が持つ整備の知識がレースで生かされるとともに、レース活動での経験が仕事にも生かされているという。「チーフエンジニアに必要な、エンジニアをまとめる力や基本を大切にする意識は普段の仕事にも通じるものがある」と口にした。
今年は「Yaris Cup」4レースに加え、耐久レース2レースに参戦予定。レースの規則で車のセッティングを大きく変更することはできないものの、部品の交換やタイヤの空気圧の微調整など、変更可能な部分の調整を進めてきた。石島さんはより速く走ることができる車を用意するために、今後も走行データを取りながら調整を進めていくとし「チーム一丸となって上位獲得を狙っていきたい」と話した。
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