緑区 社会
公開日:2025.07.17
緑消防署・団
鴨居駅で熱中症予防啓発
横浜創英大学生ら協力
緑消防署と緑消防団は7月12日、横浜創英大学の学生や東日本旅客鉄道(株)、(株)大塚製薬工場の職員らと協力し、JR鴨居駅改札口前で熱中症予防の啓発活動を行った。
猛暑による熱中症のリスクが一層高まる時季に備え、市民の意識向上を目的に実施。大塚製薬工場が提供した経口補水液のほか、啓発用のチラシなども配布した。緑消防署によると、参加した同大の学生5人のうち3人は消防団員としても活動している。同大で学ぶ久川剛志さんは「最初は話に行きにくかったけれど、受け取ってくれる人がいたので、その後は積極的に配ることができた」と話した。
同署の吉野賢二副署長は「こまめな水分補給を心掛け、室内ではエアコンなどを適切に使用して温度を調整し、熱中症を予防してほしい」と注意を促している。
同署によると、7月13日現在、市内では熱中症による搬送者数が昨年同期比122人増の597人に上っている。
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