港北区版 掲載号:2019年8月15日号 エリアトップへ

(一社)横浜市港北区医師会の会長に就任した 鈴木 悦朗さん 大豆戸町出身 64歳

掲載号:2019年8月15日号

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初心忘れず、患者の側に

 ○…約360人もの会員が所属する港北区医師会。そのまとめ役に選出され、「身の引き締まる思い」。さらなる高齢化の進行が予想されるなか、「地域と連携して、区民の命と健康を守るのが我々の使命」と強い責任感を口にする。

 ○…日吉駅からほど近い「日横クリニック」の院長を務める。元々は都内で薬剤師として働いていたが、「一番近くで患者さんを助けたい」との思いから医師の道を選び、医科大学への入学を決意し妻子と共に九州へ。卒業後は、横浜で研修医として勤務。あちこちの病院の当直をして生活費を賄う日々を越えて、24年前に生まれ育った港北区に開院した。プライマリケアや在宅医療に力を入れ、訪問看護ステーションも設立。「利用者さんのための努力を惜しまない。『常に患者の側に立つ』のがモットー」と医師を目指した時から変わらない熱い思いを語る。

 ○…大豆戸町出身。幼少期は、近くの原っぱや綱島公園に毎日のように遊びに行く活発な少年だった。中学生になり友人たちと熱中したのがアマチュア無線。「食事と睡眠以外は半田ごてを握り三日三晩かけて受信機を作った」と笑顔で当時を回想する。数年前、市医師会の座談会で無線の話になりマイブームが再燃。規定時間内の交信回数を争うコンテストにも参加するなど、休日の楽しみになっている。

 ○…大地震などの自然災害時における関係機関との連携の強化に加え、「地域ネットワーク」を会の旗印に掲げる。2025年は、団塊の世代がすべて後期高齢者(75歳以上)になるが、「要介護状態になっても住み慣れた地域で過ごせる環境を整えたい」と地域包括ケアシステムの構築に意欲を見せる。優しい笑顔の奥に、医師としての強い覚悟を覗かせた。
 

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