『続・綱島温泉物語』を制作した港北ふるさとテレビ代表の 伊藤 幸晴さん 下田町在住 58歳
仕事で人を幸せに
○…港北ふるさとテレビ局開局10周年を迎え、撮影を続けてきた映画『続・綱島温泉物語』が完成し、11月から区内でお披露目会を開く。2015年度に発表した作品の続編。「自分の住む街の生い立ちを知り好きになってもらえれば」と作品に込めた想いを話す。
○…東京生まれ。結婚を機に港北区へ。「今では故郷と感じるのはこの街だね」としみじみと語る。小学生の頃「NHKのテレビカメラマンになる」と夢を抱き、小学5年から高校まで放送部に所属。「給食の時間に生放送で番組を放送していたのは楽しかった」と当時を振り返る。「動く映像が衝撃だった」とすっかり動画に魅せられてテレビっ子に。時間があれば、渋谷のNHKスタジオへ行き見学していた。「もう何百回行ったか分からない。夢中だったからね」
○…最初の就職先は衛星通信のエンジニア。世界を飛び回るように働いていたため、一年の半分は海外で生活していた。自宅に帰ってくるたびに周辺の景色が変わることに「街の風景は撮っておかなければ忘れてしまうんだ」と思い自分の家の周りを撮影したことから映像作品作りが始まった。「写真として記録する人はいたけど、映像を残す人は少ないからね。人のやっていないことをやりたかったんだ」と少年のように笑う。
○…今では港北の歴史に精通しているが、実は教科の歴史は苦手で学生時代は赤点だったことも。時を経て「歴史を知るのは面白い」と笑顔で話す。人生のモットーは“人を幸せにする仕事”をすること。当時先駆けだった通信業への就職もこの思いから。今は、作った映像を見る人の、懐かしむ表情や喜ぶ顔にやりがいを感じている。「私の仕事で誰かを幸せにできれば…」という挑戦はまだまだ続く。
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