港北区内の13地区連合町内会により組織されている港北区連合町内会(区連会)の新会長・役員、新地区連町会長が先月22日に正式決定した。区連会長には篠原地区連合自治会長の川島武俊さん、副会長には新吉田あすなろ連合町内会長の関治美さんが、満場一致で承認された。新たな顔ぶれに今後の抱負などを聞いた。
港北区内には、13地区の連合町内会(日吉・綱島・大曽根・樽町・菊名・師岡・大倉山・篠原・城郷・新羽町・新吉田・新吉田あすなろ・高田町)があり、ほぼ月1回、定例会議で地区連合町内会相互の情報交換、港北区全体の広域的活動の調整、また行政からの依頼事項の伝達などを行っている。
「持続可能な社会」へ
新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、3月から会議を開催できずにいた区連会。任期満了や家庭の事情などにより前年度で退任する会長が多いこと、その中に区連会会長・役員が含まれていたこともあり、新区連会長の選出などを目的とした13地区の会長のみを対象とする会議を今回数カ月ぶりに開催した。
新区連会長には前副会長の川島武俊さん、副会長には、昨年度「男女共同参画貢献表彰」も受けた、関治美さんが就任。川島さんは就任にあたり「副会長を務めていたのでいずれは、と覚悟はしていた」とした上で、「『傾聴』を大切にし、まわりの意見を調整しながら会を進めていきたい」とひとこと。新型コロナウイルス感染症の町内会活動への影響については「ここ1〜2年は共存を想定」とし、特に今年度は例年どおりのイベント等運営は難しい見通しを示唆した。また「有事の今だからこそ、町内会活動の意味を本質から問い直す時」とも。「今、世界共通の取組みでもある『持続可能な社会』を目指し、継続する必要がない部分はなくしつつ、新しいことにも取り組めれば」と抱負を述べた。副会長の関さんは「就任に不安もあるが、皆さんの意見を聞きながら、会長には信頼してもらえるよう活動していきたい」とした。
約3分の1が新会長に
また、今回新しく就任したのは、樽町連合町内会長の小泉亨さん、師岡地区連合町内会長の金子清行さん、城郷地区連合町内会長の牧義一さん、新吉田連合町内会の末永佑己さん。
50代と若手ながら、パークシティ綱島自治会長として約10年の実績がある小泉さんは「時代に即したITによる作業効率化などに努めたい」と話す。師岡表谷町内会で会長を務めて10年目の金子さんは「ホームページの活用などを通し、町内会活動の活性化を目指したい」と意気込む。小机土井町内会長で、港北区ソフトボール協会の名誉会長も務める牧さんは「コロナの影響で、情報伝達もままならない状況だが、工夫をして乗り越えていきたい」とし、新吉田南町会で副会長を11年、会長を5年務めている末永さんは「隣近所の仲間同士の絆を深め、楽しく活動していきたい」と抱負を述べた。
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