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慶應義塾高軟式野球部 仲間と誓った優勝 「コロナ禍の開催に感謝」

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掲載号:2020年9月3日号

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県大会の頂点に立った選手(3年生)、前列中央が阿蘇主将
県大会の頂点に立った選手(3年生)、前列中央が阿蘇主将

 第65回全国高校軟式野球選手権県大会の代替大会「神奈川県高等学校軟式野球大会」の決勝戦が8月23日に横浜スタジアムで行われ、慶應義塾が桐蔭学園を2対0で破り頂点に立った。新型コロナウイルス感染拡大防止措置が練習や大会に影響する中、仲間と誓った優勝。阿蘇瑠河主将(3年)は「試合ができることに感謝し臨んだ」と振り返った。

 慶應義塾が夏季の県大会を制すのは2年ぶり。例年、夏季大会を制したチームは南関東大会に進出するが、今夏、南関東大会は行われない。

決勝はタイブレークの末

 第2シードとして大会に臨んだ慶應義塾。2回戦の武相戦、準々決勝の藤嶺藤沢戦、準決勝の三浦学苑戦と3試合を2対1の接戦で競り勝った。

 決勝の桐蔭学園戦は9回終わって互いにゼロが並ぶ展開。延長戦では、大会規定によるノーアウト1、2塁からのタイブレークの末、10回表にあげた2点を見事守り切った。

 エースの阿蘇主将は、4試合すべてを完投。福田修也監督が「直球、変化球など平均レベルが高く、ピンチでも考えながら対応できる」と評する長身の右腕が勝利の原動力となった。

 また、決勝の延長で相手を突き放す2点目は、この日スタメン出場した根本寛己選手(3年)のバットから生まれ、「(根本さんが)誰よりも努力していたのを知っていたので、その裏の投球に力が入った」という阿蘇主将が締めた。

活動禁止、大会中止の中で

 数々の大会で上位の成績を収め、強豪として知られる同校軟式野球部にも、新型コロナウイルスの影響が降りかかった。3月初旬にはクラブ活動が禁止となり、春季大会の中止が決定。夏へと気持ちを切り替えるも、その「夏の望み」もいったんは断たれた。それでも選手たちは代替大会への出場が決まるまで、気持ちを切らすことはなかったという。

 7月初旬に練習が再開されるまで、選手たちには自宅での素振りや走り込みが課されたが、この間、約5万回バットを振った選手もいた。

 そして、ついに決まった代替大会への出場。阿蘇主将は「大会を開いてくださり、もう一度試合ができることに喜びを感じた」とその時の率直な思いを口にした。練習不足の状態には焦りもあったが、嬉しさが上回り、「優勝を勝ち取ろう」と仲間と誓ったという。

諦めない姿勢が結果に

 選手を見つめてきた同校理科教諭の小河原康夫部長は「コロナの影響があり、大会の開催も不透明な中、諦めなかった姿勢は素晴らしいこと」と称え、「今年、3年生の人数は少ないが、声をかけ合い、よくまとまっているチームだった」と目を細める。

 部を率いた福田監督は、自身も連盟に代替大会の開催を意見した。「苦しい試合ばかりだったが、よく勝ち上がった」と選手への労いの言葉を口にする福田監督。優勝が決まり、多くの関係者から祝福の連絡が届いているといい、選手らには「(代替大会が)多くの人たちに見守られていた」ことを伝えるつもりだ。
 

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