神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
港北区版 公開:2021年1月14日 エリアトップへ

近代五種 日本王者、目指すは五輪 綱島出身、嶋野光さん

スポーツ

公開:2021年1月14日

  • LINE
  • hatena
昨年11月の大会で優勝した嶋野選手(自衛隊体育学校提供)
昨年11月の大会で優勝した嶋野選手(自衛隊体育学校提供)

 昨年11月末に栃木県で開催された「第60回近代五種全日本選手権大会」男子の部で、2年ぶり3度目の優勝を果たした、嶋野光選手(32/自衛隊体育学校)。綱島出身の嶋野選手は、今年7月に開催予定の東京五輪への出場に向けトレーニングに励んでいる。

 「キングオブスポーツ」と呼ばれる近代五種は、水泳・フェンシング・馬術・レーザーラン(射撃とランニングの複合種目)の合計スコアを競う。最終種目のレーザーランは、それまでの3種目の総合ポイントが1位の選手からスタ―ト。以降は1ポイントごとに1秒遅れで出走し、総距離3・2キロを撃っては走るを4回繰り返し、1位でゴールした選手が優勝となる。

 先の大会では、嶋野選手は3種目を無難にこなしトップと25秒差でレーザーランへ。事前に特に強化していた種目といい、「この差なら十分勝機はある」と落ち着いた走りを披露。中盤で先頭に立つと、じわじわと後続との差を広げ、トップでゴール。「実力を出し切れた。コロナ禍での大会開催をサポートしてくれた方々に感謝したい」と振り返った。

 日本王者の原点は、中学まで過ごした綱島。地元の水泳クラブ「ウォーターメイツ」に2歳で加わると、練習後には父と近隣の神社までランニングするなど努力を積み重ね、小6ではジュニアオリンピックの競泳で優勝した。「練習は大変だったけれど、努力すること大切さを学べたことが今の自分につながっている」と笑顔で回想する。大学卒業まで続けた競泳を諦め就職先を探していたときに、現在のコーチから声をかけられ近代五種へ転向。「全く違う種目を一度に観れて、選手の個性で戦略も変わる。多くの人に楽しさを知ってほしい」と競技への想いを語る。

 今年の目標は「東京五輪」。代表選手は、世界選手権(3月)など6月までの大会の総合成績で選考される。コロナ禍で先行きは不透明ではあるが、「世界で戦えるように練習を積み、地元にいいニュースを届けたい」と意気込みを口にした。

港北区版のローカルニュース最新6

迅速に行動し早期鎮火

箕輪町で火災

迅速に行動し早期鎮火

2人に感謝状贈呈

3月28日

世界相手に健闘

土川怜也さん

世界相手に健闘

技術磨き、次のステージへ

3月28日

ジャズと声明のコラボ

大倉山観音会館

ジャズと声明のコラボ

ピアニスト・RINAさん

3月28日

インディアカで交流

インディアカで交流

64人が参加し楽しむ

3月28日

出店荒しや部品ねらい、置引きなどが発生、引き続き不審者情報も

【Web限定記事】港北警察署管内

出店荒しや部品ねらい、置引きなどが発生、引き続き不審者情報も

2024年3月11日〜3月17日の犯罪発生件数

3月28日

「町内会HP(ホームページ)作成します」

若い世代の加入促進にも

「町内会HP(ホームページ)作成します」

タウンニュース社 記者が担当 16・5万〜

3月28日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月20日0:00更新

  • 2月18日0:00更新

  • 6月25日0:00更新

港北区版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年3月28日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook