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大倉山地域団体 地元産ハチミツ作り継承 養蜂家の指導受け販売へ

コミュニティ経済

掲載号:2021年5月27日号

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菅野さん夫婦(前列)と(後列右から)肥後健志さん・貴美子さん、横溝さん
菅野さん夫婦(前列)と(後列右から)肥後健志さん・貴美子さん、横溝さん

 大倉山産ハチミツとして区内で養蜂を営んできた菅野秀雄さん(87)から、大倉山ハチミツ保存会がミツバチを受け継ぎ、地域住民による養蜂が始まっている。26日には今春に採れたハチミツの販売が区内4カ所でスタートした。

 大倉山ハチミツ保存会は熊野の森もろおかスタイル(肥後貴美子代表)とNPO法人街カフェ大倉山ミエル(鈴木智香子代表)の2団体で構成。養蜂を継承することを受け、昨年末に発足した。

 きっかけは約2年前。持続可能な社会を目指し農作業などに取り組む、もろおかスタイルを運営する肥後さんが夫婦で菅野さんからハチミツを購入していたことが縁で両者の交流が始まった。話をする中で菅野さんが養蜂を「年齢のためもうやめたい」と考えていることを知ったという。菅野さんは15年以上にわたり続けてきたが、養蜂は力仕事も伴う作業。事情を知った肥後さんらは「地域のハチミツを残したい」と、以前から交流が続く大倉山ミエルの鈴木さんに相談。同NPO法人が大倉山商店街で以前行われた養蜂事業のアンテナショップとして誕生した経緯もあり、両団体で養蜂を学び、受け継ぐことを決意。1年半ほど前からメンバーらでハチミツを絞る作業の指導を受けるなど、菅野さんから養蜂を学んできた。

 一方、菅野さんの自宅に代わる養蜂の活動場所を探していた頃、偶然、大倉山近隣の畑を所有する横溝昌子さんから肥後さんに同団体と一緒に畑を活用できないか提案があった。そこで横溝さんも活動に加わり、昨年末に横溝さんの畑へミツバチを移動。今春には瓶詰100本分を採取した。

地域の花から蜜に

 ミツバチは基本的に半径2Kmほどの圏内で蜜を集めるといい、春は桜、菜の花などから採れる春蜜、初夏にはトチノキ、ユリノキなどの初夏蜜、夏にはサルスベリ、ヒマワリなどの夏蜜と、地域の花を生かしたハチミツが味わえる。菅野さんは「畑は蜂を害するものもなく最高の場所。養蜂についても、今後も心配はいらない」とメンバーらに信頼を寄せる。

 26日からは春蜜・初夏蜜の販売が「自然食品のお店かれん」と「パティスリーピオン」「街カフェ大倉山ミエル」の大倉山3カ所で開始。日吉東急アベニューの催事でも6月3日まで販売中。1瓶160g。「今後も続けていくので、地域で植えられた花から採れたハチミツだと、身近に感じてもらえたら」と肥後さん。今後、環境に優しい量り売りやミツバチの生態等を学ぶ場も作っていきたいとしている。

(写真左)養蜂の作業を行うメンバー(右)春に採れたハチミツ=提供
(写真左)養蜂の作業を行うメンバー(右)春に採れたハチミツ=提供

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