地域で文化芸術を通した活動を行う港北すみれの会(金子武雄会長)が3年前に発足させた「みんなでミュージカルを歌おう会」。コロナ禍で1年半以上の活動休止を余儀なくされたが、昨年11月から少しずつ歌の練習を再開している。
1月22日、活動場所の綱島地区センターで行われた練習では『エーデルワイス』や講師作詞作曲の『だれでも心に宙をもっている』を歌唱。参加する女性たちは「『心に届ける声を』という先生の指導を大事にやっている」「発声法を学ぶのが面白い。続けていき上手になれば」と話す。
金子会長と、元劇団四季で現在はミュージカル劇団ザ・ライフ・カムパニイ代表で演出や脚本を務める蕪木陽青生(かぶきひさお)さんが知り合いだった縁から、蕪木さんが講師となりスタートした歌の会。歌の講師らも加わりメンバーで練習に励んでいる。コロナ禍の影響で今は全員揃っての練習が難しいが、いずれチームを組んで福祉施設の激励に行くのが会の目標だ。「歌には希望、心の豊かさといった力がある。歌を力にしてもらい、今後施設で聞いてもらう人と一体となるような音楽ができれば」と金子会長。また蕪木さんは「ミュージカルの歌にはメッセージがある。人の心に届き感動を分かち合える声を育てていけたら」と語った。
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