4月1日、港北区長に就任した 漆原 順一さん 区内在住 58歳
「終わりなき努力」胸に
○…港北区は生まれ育った街。横浜市職員となって初めての区役所勤務だが、「身近で思い入れのある地域だけにワクワクしている」と落ち着いた眼差しの奥に強い意志を覗かせる。「自然が多く、その一方で最先端企業があり、全国的に知名度のある横浜アリーナ、日産スタジアムなどもある。慣れ親しんだ地域だが、これからはまちづくりという視点で、区民とともに取り組んでいきたい」
○…大学卒業後、建築職として都市計画局に入庁。建築士である父の背中を見て、選んだ道だった。今も印象深い仕事が、神戸市に派遣されて携わった震災復興再開発事業。火災で最も被害の大きかった地区の一つで、防災の重要性を痛感し、市民とともに復興のまちづくりを考える得難い経験だったと振り返る。新横浜公園整備室では2002年サッカーW杯の決勝戦の誘致、できたばかりの日産スタジアム整備も経験。アフリカ開発会議、APECなど数々の誘致にも携わってきた。
○…プライベートではまち歩きが好き。またサイクリングが趣味で、これまでも区内の様々な道を自転車で走り回ってきた。「中・高・大学時代に熱中したテニスも再開したい、家族と旅行にも行きたい」と実はアクティブな素顔を覗かせる。
○…仕事とともに力を注いだのが「横浜まちづくり勉強会」。元企画調整局長で、市の都市デザイン室を作った田村明氏の自主研究会だ。MM21地区の開発など市の6大事業を打ち出した大先輩として傾倒し、月1回の勉強会で都市計画やまちづくりに対する考えを鍛えた。「豊かさのあるまちづくりに向け、終わりない努力を続ける」。会で培った思いを胸に刻み、地域と向き合う。
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