港北区 意見広告
公開日:2023.03.23
県政報告㊲
「適正価格」のリテラシーを向上させるために
県議会議員 武田 翔
最近、多くの方々から「給料が上がるにはどうしたらよいのか」、そのような問い合わせをいただきます。
今までの日本の会社は例えば1000円の商品を「改善」をして、990円、980円といかに安い商品を作るのかに力を入れてきました。しかし今後は逆の発想で1000円の商品に付加価値をつけ、1010円、1020円で売ることをみんなで考えなくてはいけません。
価格を適正に上げることができれば、利益率を上げつつ労働生産性の向上が図られ、更には労働者にも利益を還元し給料が上げられるのではないか、そのような期待をしています。商品の価格は需要と供給のバランス、ESG(環境、社会、ガバナンス)に基づき、さまざまな価値観が重要視されるようになってきました。そうした「適正価格」のリテラシーを神奈川県全体で学ぶ必要があります。
今後日本の人口が減少し供給過剰になり、商品の値段が下がっていくのか、それとも労働力が不足し、商品の供給不足になり、商品の値段が上がっていくのか。将来の予測は難しいですが、経済は地道な取り組みの積み重ねで、魔法の杖や特効薬のようなものはないと考えます。まずは正しいと信じる方策を一つ一つ、神奈川県議会で訴えて参ります。
武田 翔
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横浜市港北区菊名1-6-11 平田ビル3F
TEL:045-947-2712
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