市営地下鉄グリーンライン「高田駅」そばに4月26日に開店予定のショッピングセンター「そよら横浜高田」で3月23日、施設のグランドオープンに先立ち、「イオン ふるさとの森づくり」植樹祭が行われた。地域住民ら約320人が参加し、近隣に自生する樹木や、区の木・花の苗木を植樹した。
この取組みは、同施設を運営するイオンリテール(株)が、新しい店舗を開店する際に、地域で活動できることに感謝し、地域住民とともに敷地内に植樹を行う環境活動。1991年から活動を開始し、これまでに1268万本を植樹している。当日は地域住民のほか、環境保全活動等に取り組むために、店舗単位で結成されているイオンチアーズクラブの小学生らもかけつけ、約320人で、近隣に自生しているヒラガシやナンテン、港北区の木であるハナミズキや港北区の花のウメなど、50種類の苗木約1800本を植樹した。
来賓代表としてあいさつした漆原順一港北区長は、「環境に対するイオンの本気度を感じる。多くの人が参加してくれて、この地域のつながりがより一層深まることが大変ありがたい」と述べた。植樹を行った高田西在住の親子は、「毎日通る道沿いに植えた。木の成長が楽しみ」と話し、「工場跡がどうなるか不安だったけど、イオンができて便利になるし、道が明るくなって嬉しい」と喜んでいた。
防災拠点としても
4月26日に開店するそよら横浜高田は「鮮度」「駅近」「過ごす場」をキーワードに、食品や日用品を揃え、カフェやイベント等、地域住民にとって「普段使いしたくなるまちの生活拠点」をコンセプトに展開。今後、区と防災力強化等に関する連携協定を結ぶ予定で、地域の防災拠点としても期待される。高田町連合町内会の相沢一夫会長は「地域の人が具体的に動けるよう、協力・連携していきたい」と話した。
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