7月1日付けで港北区宅建防犯協会の会長に就任した 岩田 清さん 岸根町在住 70歳
街知る強み、防犯に生かす
○…区内の不動産会社270社が所属する港北区宅建防犯協会の会長にこのほど就任。警察、自治会・町内会など地域と連携し、防犯講習会や駅前での啓発キャンペーンなどに力を入れていく。「衣食住の住を担う業界。まちづくりに携わる者として、地域防犯は地元企業の社会的責任の一つ」と力を込める。同会には発足当時より携わり、副会長として10年以上サポートしてきた。あるのは「街を良くしたい」という思い。
○…岸根町で生まれ育ち、現在も暮らす。10歳の頃に、新幹線が開通。「周りは田んぼだらけだったから、大倉山の方まで突っ切る姿を一望できた」と懐かしむ。大学を卒業し、就職先で関係者から「宅建を取れば」の声が掛かった。不動産業界がバブル景気に沸いていた時代。「先々のためにも勉強しておこうかなって。運よく資格が取れたよ」。それを機に、新横浜に株式会社ビルコを創業した。
○…『いい地域、いい住まいる』をキャッチコピーとする会社は現在、長男に社長を譲り、自身は会長として支えている。趣味はゴルフ、山登りとアクティブだ。それとお囃子。地元の岸根囃子連には創業当時から加入している。気心知れた仲間や先輩たち、90歳を超えても現役の”師匠”らに囲まれて、「演奏していると元気になれる。先日は孫とも共演したよ」と瞳を輝かす。
○…コロナ禍で会員同士の繋がりも希薄になりつつある。親睦の場面を積極的につくり、会員たちの士気を高める活動をしていく。一方で、若返りを図る協会において、事業の継承も自身の役割だと考える。「住民に、住みたい街、住んで良かったと思ってもらえたら業界も発展する。やっぱり皆、良い街だと言われると嬉しいからね」
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