綱島地区青少年指導員協議会会長で、初回から「お化け大会」をサポートしている 佐藤 康昭さん 綱島台在住 59歳
「思い出づくり」をお手伝い
○…「我々はあくまでも裏方。地区センターや各自治会の皆さんのご尽力の賜物だよ」。15回目の節目を迎えた恒例イベント、お化け大会を初回から手伝っている。当初は肝試しに出かける前の腹ごしらえに、子どもたちや役員にカレーライスを作り振る舞ったと懐かしむ。「子どもたちが楽しんでくれるのが一番。年を追うごとにメンバーたちも気合が入り、今はとても怖いお化けが揃っているよ。子どもたちに舐められちゃいけないってね」と笑顔で話す。
○…綱島地区青少年指導員協議会に携わり数十年、現在会長を務める。「役に立てるのならと引き受けた。本当は上に立つような人間じゃないんだけどね」と謙虚な姿勢。近隣の名所を紹介して回る「ふれあいハイク」やペットボトルロケット大会、紙ひこうき大会など、独自企画や区の行事の運営・サポートを行う。「餅つきや相撲大会、スポーツフェスティバルも。綱島は行事が多いよね。子どもたちの思い出もたくさんできる」と誇らしげに語る。
○…綱島で生まれ育つ。小学生の頃から始めた剣道は高校卒業まで続けた。卒業後、現在創業63年の家業の米屋に入った。27歳で父親を亡くし、代わりに参加するようになった地区の理事会で、初めて綱島の人たちと絡むように。「家が学区の境目で。自分は日吉エリアに進んでいたから近所なのに全然知らなかった。それでも皆さん良くしてくれて」と誘ってくれた事に感謝する。
○…米屋の店舗を閉め、先月から配達中心の倉庫販売にシフトした。「もともと95%は配達だった。2kgからでも届けているよ」。業態を変え、店舗をなくした今、妻とゆっくりできる時間を楽しみたい。「旅行にでも行こうかな。店番の必要もなくなったしね」
|
|
|
|
|
|
|
<PR>