防災用品の製造販売を行っている(株)ペガサス=新横浜=と横浜市は共創事業として中学生への防災教育「はまっ子防災プロジェクト」を実施している。11月8日には今年度の報告会がワークピア横浜で行われた。
プロジェクトは中学生向け副読本「はまっ子防災ガイド」等の教材セットを製作、公立中学校の1年生全員に無料で提供することが柱。今年度で3年目となり、全学年分7万8000人に届けた計算になる。教材セットは地元企業の協賛金で賄われており、今年度は163社が協力している。
報告会では協賛企業や下田康晴教育長ら市教育委員会関係者、行政関係者などが多数出席。収支報告などが行われた。
同社の吉川元宏代表取締役は「若い世代が防災の知識と認識を高める必要がある。オール横浜の連携により、子どもたちが自分の命を自分で守れるようになる未来を培っていきたい」と語った。
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