港北区 スポーツ
公開日：2025.09.25
菊名寿楽荘
リズムよく１・２（ワンツー）・パンチ
60歳以上が気持ち良く汗
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パンチを繰り出す参加者ら
老人福祉センター菊名寿楽荘で９月19日、「シャドーボクシングでエクササイズ！」が行われ、事前に申し込んだ60〜70代の13人が参加した。映画『ロッキー』のテーマや、昭和の歌謡曲、Ｊポップなどの音楽に合わせて、ジャブやストレート、アッパーなどボクシングのパンチを繰り出しながら全身を動かすエクササイズに、参加者らは「気持ちの良い汗」を流した。
菊名在住の杉山たえ子さん（70）は「曲が自分たちの世代とマッチしていて、思った以上に楽しく体を動かせた」とコメント。山岸貴久美さん（76）は「明るい先生にノセられた。参加して良かった」と喜んでいた。講師を務めた兼平和俊さん（71）は「普段しない動きをするので、物珍しさもあり、喜んでもらえたと思う。今後も機会があれば協力したい」と話していた。
「高齢者の健康寿命を増進し、国民医療費の財政負担を減らすこと」や、「施設存続のための集客」を目的にカラオケ、将棋、華道などの趣味・娯楽の取組みを実施している同館。しかし本荘安宏所長によると、同館で行う種目はいずれも、60歳以上の国民全体の趣味・娯楽の生活行動者率の低いものが多いとして、来館につなげるためには、人気の高い種目を取り入れなければならないと考えたという。
シャドーボクシングエクササイズは、テレビで知ったという職員の発案によるもの。「手頃で、運動不足解消、ストレス発散に良い」と本荘所長。70代、80代の利用者が多い中、60代の参加者も増え、「長く利用してもらうには若い方の参加も重要。今後もいろいろな企画を取り入れていきたい」と話していた。
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