港北区 社会
公開日:2025.11.24
連携で警戒呼び掛け
港北区宅建防犯協会
港北区内の不動産業者約270社が連携し、警察と協力して地域全体の防犯活動を推進する港北区宅地建物取引業防犯協会(岩田清会長)は11月21日、新横浜駅前東広場で特殊詐欺被害の防止などを呼び掛ける啓発キャンペーンを行った。港北警察署、港北区役所、新横浜町内会が協力し、約25人のメンバーが、同駅の利用者や買い物客など道行く人に声を掛け、防犯チラシやグッズを配布した。年末にかけて詐欺被害が増加する傾向にあるため、同会では毎年この時期に実施している。
啓発キャンペーンの前には、新横浜自治会館に地域の人らを集め、港北警察署員による講話などの防犯講習を実施した。約40人の参加者らは、特殊詐欺被害の現状や交通事故の発生状況など、身近に起きている事案について、真剣に耳を傾けていた。岩田会長は「参加した地域の方々も、興味深く聞いていました。防犯は地域の連携が不可欠。今後もこうした活動を続けていきたい」と話している。
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