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都筑区版 公開:2015年5月21日 エリアトップへ

ダブルダッチ「ZERO」 国際大会で初優勝 「日本らしさ」で会場魅了

スポーツ

公開:2015年5月21日

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優勝を喜ぶメンバー
優勝を喜ぶメンバー

 2本の縄を使った縄跳び競技、ダブルダッチコンテストのベルギー大会が5月9日に行われ、都筑区を拠点に活動を続けるNPO法人「ZERO DD&GA」のチームがパフォーマンス部門で優勝した。

 2本のロープを操り、飛ぶ速さや美しさを競うダブルダッチ。その楽しさと魅力を広めるため、近隣の小学校などでスクールを行っている同法人のチーム「ZERO」が栄光を勝ち取った。2010年の設立以来、国内だけでなく世界大会などに出場してきたが、国際大会の優勝は初となる。

 出場メンバーは高校生、大学生、社会人までそろった精鋭5人。授業や仕事の合間を縫い、大会の2カ月前から練習を重ねてきた。約3分間のパフォーマンスの中で、日本人ならではの器用さを売りに動きを構成。ターナー(回し手)がロープを逆回転させたり、持ち手を変えるなど、オリジナルの変則的な動きを取り入れた。ヨーロッパの有名チームなどが名を連ね、身体能力を活かしたダイナミックなパフォーマンスが中心となる中、繊細なムーブが会場を魅了。全18チームの中で93点を獲得し、1位に輝いた。リーダーの樋口健太さん(31)=写真右下=は「ヨーロッパ勢が多い大会だったが、実力を発揮することができた。日本でもダブルダッチが盛んなことを世界に発信できた」と振り返った。

教え子と夢の優勝

 チーム最年長で、同法人の立ち上げから携わっている樋口さんは「今回のメンバーで出られたのはとても感慨深い」と話す。それはチームの若手、宮里奎介さん=写真右上=と小島孝雄さん=写真左下=の存在があったからだ。

 高校3年生の2人がダブルダッチを始めたのは小5の時。樋口さんが指導を始めた7年前の初期メンバーだった。ダブルダッチに惹かれ、絆を深めながら練習に取り組む中、「いつか一緒に大会に出られたら」と話していたという。そんな中、今回の大会で夢の出場が決定。樋口さんは「この想いがパフォーマンスに磨きをかけたのかも。出場だけでなく、優勝できたことがうれしい」と笑顔で話す。夢の師弟優勝を果たし、これからの目標は競技人口をさらに増やすことだ。「区内に専用のスタジオ開設」を目指し、小学校などで活動を続ける。

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