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公開日:2026.05.07

茅ケ崎公園自然生態園 今年も「めざせマスター」 捕獲ザリガニの受入開始

  • ザリガニの捕獲数に応じて渡されるカード

    ザリガニの捕獲数に応じて渡されるカード

 茅ケ崎公園自然生態園(茅ケ崎南1の4)は今年も5月から、生態系に影響を与える外来種のアメリカザリガニの駆除を呼び掛ける取り組み「ザリガニマスター」の登録を開始した。

27年で「来日」100年

 アメリカザリガニは1927年、鎌倉市の養殖池にウシガエルの餌としてアメリカから持ち込まれたのが最初で、来年で「来日」100年になる。非常に繁殖力が強く、水辺の小魚や昆虫、水草などを捕食して生態系バランスを崩してしまう。同園では2004年から、駆除のために捕獲したアメリカザリガニを引き取っている。

 「ザリガニマスター」は、多くの人に捕獲に参加してもらおうと、12年から実施している企画。引き取り期間は5月から10月の半年間で、引き取り数に応じて10級(10匹)から10段(4500匹以上)まで階級ごとのカードと交換できる。引き取るザリガニは、同園外で捕獲したもので、開園日(土・日・祝日、9月までは午前9時から午後4時、10月以降は午後3時まで)に持ち込む。カードの渡し日は第1・3日曜日の午後1時30分から4時。

 ザリガニマスターに参加するには毎年度、事前登録(登録料100円)が必要。捕獲数は累計なので、年度をまたいで「進級」が可能だ。

 同園事務局の保川一治さんによると、昨年度は4歳から42歳まで52人が登録。約2400匹を引き取った。都筑中央公園の大池や緑道沿いの水辺などで捕獲したザリガニが多いという。今年4月末時点で10段の「名誉マスター」が1人、9段(3500匹)が1人、6段(2000匹)が6人いる。引き取り数は昨年までの累計で8万3000匹を超えている。保川さんは「すでに日本の生態系の一部になりつつあるが、駆除することで健全な自然環境を維持できる」と必要性を語った。引き取ったザリガニは園内で管理する水田の肥料や動物のエサとして有効活用される。

 なおアメリカザリガニは23年6月から「条件付特定外来生物」に指定され、野外への放出や販売を目的とした飼育などは禁止されている。個人での捕獲や飼育は可能だが、放出すると違法となる。「飼育できなくなった場合は生態園に持ち込んで」と呼び掛ける。問合せは同園【電話】045・945・0816(月・火は不在)。

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