都筑区内の市立中学校で最も新しい早渕中学校(森健太郎校長)で12月5日(土)、同校PTA役員が企画した「はやぶちフェスティバル」が初開催される。中学校区内にある3小学校の保護者や折本小おやじの会メンバーらが出店を手伝うなど、当日は地域一体のイベントとなりそうだ。
2010年に開校した早渕中学校では、校区内の交流を図るため勝田小、折本小、新吉田第二小学校や新栄高校(新栄町)、日々輝学園高校(仲町台)と協力し、11年の12月から6校合同の音楽イベント「ジョイントコンサート」を実施してきた。
こうした実績を踏まえ昨年末、早渕中PTAの池雅子会長が中心となり、コンサート後に地域住民が楽しめる「はやぶちフェスティバル」を考案。役員4人と協力し、自治会の夏祭りや都筑区民まつりを手分けして視察し、模擬店の内容を決めていった。
前例のないイベントに、機械の業者探しや材料調達ルートを知らないメンバーは悪戦苦闘。業務用スーパーや倉庫型店舗のコストコホールセール(金沢区)などに足を運び、出店で使用する材料費を極力抑える努力をし、さらに手作りの商品案内も作成したという。
やきとりを焼く器具は、池会長が住む仲町台3丁目自治会から借りたもの。さらに会計の角田恵美子さんの子どもが卒園した港北幼稚園には、ポップコーンの機械を提供してもらった。
フェスティバルでは唐揚げやとり汁、おもち、パンなど9種類の出店が同中学校の校舎脇に並ぶ。当日はボランティアら約100人がイベントを手伝う。時間は正午から午後2時半頃まで。「地域一体のイベントです。今後、はやぶちフェスが地域に定着すると嬉しい」と役員らは口を揃えた。
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