都筑区版 掲載号:2018年5月17日号
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横浜あゆみ荘 利用者140万人を達成 障害者ら支え34年

社会

140万人目の利用者の末崎さん親子
140万人目の利用者の末崎さん親子

 横浜市障害者研修保養センター横浜あゆみ荘(葛が谷2の3)は開所から総利用者数140万人を達成し、5月3日に記念セレモニーを行った。同所は全国的にも珍しいとされる障害者宿泊施設として、県内外からの利用者が増えている。

 横浜あゆみ荘は1984年11月、障害者更生センターとして市が設置した施設。関東圏内の諸団体を中心に、幼児から高齢者までの幅広い世代が年間約3万5千人利用している。2007年には100万人を突破。開所から34年目の今年、140万人目を迎えた。

 記念セレモニーでは千葉県船橋市から訪れた末崎孝幸さんと息子の幹根さんに職員から感謝状と花束、記念品が贈呈された後、記念撮影を実施。自閉症の幹根さんの父・孝幸さんは「このような機会をもうけていただき大変ありがたい。今後も利用させていただきます」と喜びを語った。

「地域に根差した施設に」

 施設の母体は横浜市社会福祉協議会。障害者とその家族らが宿泊や研修、レクリエーションを通じて互いの親睦を深め、障害者の社会参加促進などを目的に同協議会が運営している。このような施設はほかに栃木県、静岡県、兵庫県、愛媛県の4カ所しかなく、全国的にも珍しいという。

 障害者と介護者は一人一泊2200円で宿泊可能。また大部屋の機能回復訓練室は勉強会などにも使用できる。客室や浴室はバリアフリーで、車いすでも利用しやすい環境が整っている。食事も「きざみ食」や「ミキサー食」を取り揃え、来荘者が安心して利用できるよう配慮されている。障害者団体の親睦会や養護学校の修学旅行などでの利用が多いそうだ。

 同所の相川勇さんは「今後は障害の有無に関係なく、利用者や近隣住民が触れ合えるイベントを企画し、地域に根差した施設を目指す」と語る。

 宿泊など利用に関する問い合わせは、横浜あゆみ荘【電話】045・941・8383へ。
 

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