区内を中心に活動するダンスチーム「バイオレットジャム」はこのほど行われた「ジャムフェスジャパン」で上位入賞を果たし、5月4日から米・フロリダで開催される世界大会へメンバー9人が出場する。
すみれが丘小学校や北山田小学校の体育館などで練習に励んでいる「バイオレットジャム」は都筑区民まつりやセンター南春まつりなどに出場し、チアダンスやストリートダンスのヒップホップなどを披露している地元密着のチームだ。幼稚園児から中学校3年生までが所属している。
このほど、「ジャムフェスジャパン」が千葉県で開催され、約80チームが出場。ヒップホップの小学1年生〜4年生部門でバイオレットジャムの「V.J DANCE Team VIOLET LYNX RUSH,」が70点満点中61・63点を獲得し、審査員の推薦を受けて、世界大会への出場権を手に入れた。今大会で世界大会への出場権を手に入れたのは全部門から3チームのみ。ジャムフェスは米国発祥で全米最大級のチアとダンスの大会。
同チームのメンバーはすみれが丘小の山崎帆海さん(10)、月岡結菜さん(10)、廣田心乃さん(10)と勝田小の落合晴菜さん(10)、落合桃々さん(8)、北山田小の對馬優空さん(10)、鴨志田小の山下奈々さん(10)、牛久保小の藤本歩果さん(8)、東山田小の大村玲香さん(7)の9人。披露したダンスのテーマは「クール」。チームコーチの對馬由美さんらが曲を決め、振りをつけた。衣装は黒を基調に曲と振りに合わせたオリジナルのものを用意。大会前の練習時間は1日4時間を超えることもあったという。
3月に行われた前回大会では受賞を逃し、悔し涙を流した同チーム。部門の年齢制限により現メンバー9人で出場するのは今大会が最後だったことからも、大会前は声を出し合い、受賞を目指してメリハリのある練習を行ったという。
リーダーの山崎さんは「一生懸命、練習したので(世界大会出場が決まり)嬉しくて感動した。夢の舞台で練習の成果を出し切りたい」と抱負を語った。對馬コーチは「みんなの気持ちがひとつになるように取り組んできた。世界大会では技やテクニックを増やしてバージョンアップしたい」と話す。
世界大会が決まってからは、曲や振りにアレンジを加えたり、昨年の大会の映像を見るなど、よりよい演技を目指して練習を重ねているという。世界大会はアメリカで5月4日(予選)、5日(決勝)に開催される。
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