1月5日に茅ケ崎中央で発生した、乗用車と歩行者による死亡事故を受けて、都筑警察署は10日、歩行者や自転車の運転手に対して道路横断時の注意点などを呼び掛ける交通安全運動を実施した。
都筑署管轄内では今年1月1日から10日の間に、この事故を含む、自動車と歩行者の衝突事故や、自動車同士の追突事故など12件の事故が発生し、13人の負傷者と1人の死者が出ている。
5日に事故が起きたのは茅ケ崎中央にある中村交差点付近の片側3車線道路。午後6時45分頃、横断歩道のない約25mの道路を徒歩で横切ろうとした女性(74)が乗用車にはねられ亡くなった。
事故を受けて都筑警察署は、10日に中村交差点の歩道で交通安全運動を実施。都筑交通安全協会や都筑安全運転管理者会らのメンバー約30人が啓発チラシや反射材になるキーホルダー等を手渡しながら、交通ルールを呼び掛けた。同協会の加藤恒雄会長は「正しくルールを理解してもらい安全なまちになれば」と話した。
交通安全運動の前には杉山神社で毎年恒例の「交通安全祈願祭」も行われ、小林孝次都筑警察署長や警察関係団体など約30人が参加。神殿で宮司が祝詞を読み上げた後、参加者らが祭壇に玉串を捧げ、交通事故撲滅を祈願した。小林署長は「昨年に引き続き、二輪車や高齢者の事故対策にプラスして、歩行者の保護対策も重点としている。交差点での取り締まりを従来通り実施するとともに、自動車の運転手らには、スピードの減速や、路地や見通しの悪い道路での徐行を呼び掛けていきたい」と話す。
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