ハンドボールの全国高等学校選抜大会2次予選会が1月5日から行われ、県立荏田高校女子ハンドボール部が優勝した。同部は県代表として2月1日から山梨県で行われる関東大会に出場し、東京代表と対戦する。
神奈川県代表2校を決める同大会には、11月に行われた新人大会の上位8チームが参加。トーナメントを勝ち上がった荏田、川和、横浜創英、川崎市立高津の4校で決勝リーグの総当たり戦が繰り広げられた。
決勝リーグ初戦の対川和では20-11、続いての対横浜創英で20-13、最終戦の対高津では22-14と、同部は決勝リーグで3戦3勝。3試合とも、7点差以上をつけ勝利した。清水亜美部長(高2)は「自分たちの流れがつかめず苦しむこともあったが、鶴留先生からの激励を受け、負けられないとチームに火が付いた。その後は思い切りプレーできることが多かった」と笑顔で話す。
昨年はベスト4止まりと関東大会への出場を逃した同部。2年生は昨シーズンから先輩とともに試合に出ていたメンバーも多く、去年の悔しさを胸に週6日の練習に励んできた。
攻撃の動作を繰り返す実践的な練習や、上半身を鍛えるための筋トレなどを重ね、昨年11月17日に行われた神奈川県高等学校ハンドボール新人大会でも優勝。清水部長は「挑戦者の気持ちで挑んだ。去年の経験を生かしながら、自分たちらしい試合ができた」と振り返る。
メンバーは2年生12人1年生10人で、スピード感のある攻めのスタイルがチームの持ち味だという。荏田高校でハンド部の顧問を務めて9年目となる鶴留高伸教諭は「メンバーの仲が良く、ハンドボールへの情熱もある生徒たち。自分たちのプレーを貫き、全国への道を勝ち取ってほしい」と期待を寄せる。
関東大会は山梨県で2月1日(土)から。
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