市立学校のGIGAスクール構想 1人1台端末を前倒しで整備 横浜市会議員 くさま 剛
先月26日の横浜市会本会議に登壇し、コロナ対策・アフターコロナの経済対策などを中心に議論しましたが、市立学校のGIGAスクールも議論を進めました。
新型コロナの影響を受けて、国から補正予算が示され、市立学校の「1人1台コンピューター端末」計画を前倒しで今年度中に整備することになりました。小学校・特別支援学校ではiPad、中学校ではクロームブックを配備します。
Zoom解禁
第1波で学校が休業している自粛期間中、多くの保護者から「オンラインを活用した学習を進めてほしい」「Zoomなどを活用したホームルームを行ってほしい」などという声をいただきました。そこで、自民党の若手から声を上げ、市立学校でのYouTube、Zoomの利用が解禁されました。
コロナ第2波によって、再度、学校が休業に追い込まれた際の学びの保障として、これらICT(情報通信技術)を活用した遠隔教育は大変効果的です。ICTを活用できる学校、使用したい学校には裁量を与えて、どんどん積極的に試行していくことでGIGAスクール実現へのベスト・プラクティスを模索していくことが必要です。
ただ、課題もあります。私の母は横浜市の小学校教諭でしたが、ICT世代ではないため、パソコンが上手く使えず、それが1つの理由で早期退職しました。ベテラン教諭には苦手な方も多いはずで、そのフォローは欠かすことができません。学校教育はICTだけではないので、保護者や生徒の皆さんのご理解を宜しくお願いします。
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