感染対策しながらイベント開催する北山田町内会会長の 本間 彰さん 北山田在住 59歳
北山田のウルトラランナー
○…町内会の一大イベント夏祭りがコロナ禍で中止となった。「どうやったらできるのか。何かあったら最後は全部席責任を取る」。この思いを念頭に、地域住民が楽しみにしていた8月の映画祭を山田富士公園で、敬老会を北山田小学校でそれぞれ開催。イベントを実施して「ありがとうの言葉をたくさんいただき、私たちも救われた」と安堵の表情を見せる。
○…北山田に住んでいた叔母の紹介で小4の時に品川区から引っ越してきた。「夜は田んぼのカエルが泣いて眠れない。(近所の子は)死んだ蛇を腰に巻いてベルトにしたり…、カルチャーショックを受けた」と当時を振り返る。山田小、中川中出身で大学卒業後に事務機商社へ。社会経験を積み、12年前に独立。東京メトロや都営地下鉄などの売店ブースの設計・施工業務の会社を立ち上げた。
○…趣味は42・195Kmより長い距離を走るウルトラマラソン。フルを9回、100Km6回、150〜250Km5回、そしてなんと荒川から信濃川までの川の道と呼ばれる514Kmを1回走破した超人だ。5日半の大会予定で5日かからずに走り切った。「深夜の明かりが亡霊に見える。ゴールした時はガッツポーズが出たね。1回この世界に入ると、抜けられない」と満面の笑み。
○…50代前半で理事となり町内会活動をスタート。その後、副会長を5年、会長は就任2年目。「前会長の下地があり、意見が言いやすい雰囲気になっている」。7人いる副会長は40代が5人と若い現役世代が町内会をけん引する。10月下旬には高齢者の運動不足や認知症予防のためのウォーキングイベントを実施予定。「子どもから年配まで和気あいあいとお互いに声をかけられるまちにしたい」と意気込む。
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