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オール都筑で新たな名産 国プサブレ16日から販売

社会

掲載号:2021年10月14日号

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サブレを手にする館長(下列右から2番目)と協力したメンバー
サブレを手にする館長(下列右から2番目)と協力したメンバー

 横浜国際プールと区内の企業が協力し、都筑区産の小松菜を使用したサブレ「KOKUPU SABLE」を完成させた。16日から同館で販売を開始する。吉田文雄館長は「皆さんの協力のおかげ。ぜひ多くの人に手に取ってもらえれば」と呼びかけている

 水泳の世界大会やプロバスケットボールの試合会場になる横浜国際プール。東京オリンピックで英国・水泳チームの事前キャンプ地となったことから「せっかくの機会、何か顔となるようなお土産は作れないだろうか」と考えたことがきっかけでプロジェクトが始動した。

 吉田館長は「地産地消・地元企業の活性化・障がい者の社会進出」をテーマに掲げ、商品を作るために区内を駆け巡り協力者を募った。

異業種連携で実現

 初めに、北山田商業振興会の平林隆義会長や都筑区役所に相談し、サブレ作りは菓子の製造や販売を手掛ける株式会社ショコラボに依頼。サブレの原料となる小松菜は小山農園の小山晃一さん、生地に練りこむ小松菜をパウダーにするのはKururu factoryの土井和裕さんが協力した。

 サブレの金型や商品パッケージについて、区内中小製造業などが集まる「メイドインつづき」の蟹江千里さんに相談すると、金型は株式会社ミカワ精機が、ラベルは善友印刷株式会社が協力。販売台の制作は株式会社オクタノルムジャパンと第一フォーム株式会社が担当した。ミカワ精機の近藤芳正代表取締役は「地域貢献と聞き『何とかしなくては』と協力した。メイドインつづきの力を活かしながら面白いコラボになった」と話した。善友印刷の井上周樹さんは「館長の情熱が半端なくファンになった。商品が完成し嬉しい」と笑顔を見せた。

小松菜の香り豊かに

 9月下旬に行われた完成披露会には協力したメンバーが集結。完成したサブレを試食しながら「香りがよく小松菜を食べているみたい」「小松菜は苦いイメージがあったけどこれは違う」など感想を述べあった。

 吉田館長は「サブレ作りを通じて人と人との繋がりが増えたことが嬉しい。これからも地域と共に歩んでいきたい」と思いを込めた。

 サブレは一つで850円。全てシェフの手作りのため数量限定の販売となる。

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