都筑消防署は、11月末時点での今年の火災件数が昨年を上回ったことを受け、火の元の確認の徹底を呼びかけている。家庭でできる住宅防火について都筑消防署に聞いた。
11月に区内で発生した火災件数は3件で、昨年同時期の1件に比べ増加した。累計火災件数は33件で昨年の26件から7件増加しており、都筑消防署では注意を呼びかけている。
「この時期は空気が乾燥しているので火がつきやすくなってしまいます」と都筑消防署総務予防課の有住和子さん。市内での出火原因で最も多いのはコンロ。次いでたばこ、放火(疑いを含む)と続く。
コンロ火災対策として、火の元を離れないことやコンロ周りを整理整頓することはもちろんだが、着ている服に火がつく着衣着火にも注意が必要だという。この時期に着ることの多いモコモコとした服やゆったりと袖の広がった服は特に注意が必要だ。火力を調節することや防炎処理されたエプロン等を使うことが着火を防ぐのに有効だという。
また、ストーブなどの暖房器具の使用時に洗濯物や毛布に着火するケースも増えているそう。
有住さんは「少しでも意識をすることで火災を防ぐことができます。コンセントやプラグなどホコリが溜まっていないかなどもチェックしてみてください」と話す。
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