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都筑区 トップニュース社会

公開日:2021.12.23

川和連合町内会
「医療情報キット」住民へ
冷蔵庫に保管、救急時に活用

  • 医療情報キットの導入に取り組んだ山口委員長(中央)、久保会長(右)ら

  • 冷蔵庫のラックに入れやすい形状のキット

 救急搬送が必要な本人が意識を失っているケースや話せないケースでも迅速に対応できる準備を--。川和地区連合町内会(久保勝治会長)がこのほど、緊急連絡先や持病、アレルギーといった救急搬送の際に役立つ情報を記入し、冷蔵庫に保管する「医療情報キット」を会員約4000世帯に配布した。

 同町内会が配布したキットの容器は直径約5センチ、長さ約22センチの筒状のもの。中のA4用紙には家族一人ひとりの氏名、生年月日などの基本情報のほか、治療中の病気や過去に診断を受けた病気、かかりつけ医などの情報を書き込み、冷蔵庫内に保管する仕組み。健康保険証のコピーやお薬手帳のコピーも同封することを勧めている。冷蔵庫はたいてい一家に一台あり、災害時でも中身が守られる可能性が高いため、保管場所として最適だという。

 同会では今後、ホームページや会報を通じて、会員の住民に記入と活用を呼びかける。都筑消防署のほか、同会のエリアを管轄する青葉、緑、港北の3区の消防署にも周知を図っているという。

 この取組を担当した同会そなえマップ委員会の山口明委員長は「住民の皆さんに記入していただいてこそ意味がある。ぜひ活用してもらいたい」と話している。

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