都筑区内のビルの屋上で郵便局長らがハチミツづくりに挑戦--。日本郵便横浜市東部地区連絡会・都筑部会が今春から都筑郵便局(茅ケ崎中央)の屋上を活用して養蜂事業を行っている。5月から本格的にハチミツの採取も進み、作業は順調に進んでいるようだ。
この事業は日本郵政グループのSDGs達成に向けた取り組みのひとつで、既に青葉区内の郵便局が実践しているもの。ミツバチの飼育を通じて区内の自然サイクルを守り、自然環境の保持へとつなげることで地域に寄り添い、より役立つ郵便局を目指している。
養蜂作業を中心となって行っているのは同会に所属する区内の郵便局長たち。今年の春頃から都筑郵便局の屋上を整備し、4月に巣箱を設置した。局での通常業務と合わせて、毎週2回交代制でミツバチの世話や巣箱の掃除などを熱心に行っている。
周辺の緑豊かな環境も影響して、当初2万6千匹からスタートしたミツバチは約2カ月でおよそ5万匹までに増加。これまで合計で40リットルものハチミツの採取に成功しており、メンバーからは「予想以上の成果」と喜びと驚きの声が上がっているという。
採取したハチミツは今後、区内の地域活動などで活用していくほか、販売も視野に入れて検討中だという。
横浜市東部地区連絡会の串田明彦統括局長は「都筑区の発展のために郵便局として精力的に取り取り組んでいきたい」と意気込みを語った。
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