防災士として中川西地区センターで行われる防災イベントの監修を行う 岡野 直樹さん 中川中央在住 17歳
未来は自分で変えるもの
○…現役高校生の防災士として、中川西地区センターで10月に行われる自主事業「防災人生ゲーム」の監修を務める。中川西中学校在学中に同センターの職員から声がかかり、約3年前から企画に参加している。大切にしているのは自分だからこそ分かる「子ども目線」。身につけた専門知識と柔軟な発想で、防災をより身近に感じて楽しく学べるようなアイデア出しをしている。
○…小学校の総合学習の授業で防災士と交流したことをきっかけに防災について関心をもち、自身も資格取得を目指すように。周囲のサポートもあり1年間勉強の末、小学6年生の時に見事合格した。「自分が良い意味で『大きく変わった』と思える出来事。自信がついたんだと思う」と微笑む。イベント監修などを通じて自分自身や家族、そして地域を守るための知識を伝えている。
○…興味を持ったらとにかく動き出す「超行動派」。在学中の通信制高校では「中学の頃から関心のあったSDGsを広めたい」と学生団体「GRAF」を設立し、5月に法人化した。現在は学生7人のメンバーで活動中。「食品ロスの削減」を目標に全国のフードバンク情報が得られたり、スーパーなどで販売期限が迫った食品が告知できたりするアプリ開発に挑戦していく。
○…趣味はひとり旅。夏休みは在来線や飛行機で九州や東海地方を巡る10日間の旅を楽しんだ。趣味が高じて生まれた新たな目標は「総合旅行業務取扱管理者」の取得。合格率10%程度と高難度の資格だが、10月の試験に向けて最後の追い込みをかける。「やりたいと思ったことは何でもやっていきたい。未来は自分で変えるものだと思うから」。飽くなき好奇心を原動力に未来に向かって全力で突き進む。
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