神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
都筑区版 公開:2022年10月20日 エリアトップへ

託児所カフェでママ支援 「自分を大切にする時間を」

コミュニティ社会

公開:2022年10月20日

  • X
  • LINE
  • hatena
上村さん(左下)とスタッフ
上村さん(左下)とスタッフ

 子育て中の主婦、上村あかねさんが「min tid mom」を立ち上げ、中川駅近くに託児所とカフェが併設する施設づくりを進めている。ママたちが少し子育てから離れて「自分を大切できる時間」を持ってもらうのが目的。「日本の親子を取り巻く社会問題・育児環境を根本から改善したい」とクラウドファンディングによる支援を呼びかけている

 「出産をした瞬間に24時間お母さんになってしまう。社会からの疎外感を感じ、自分の存在意義すらわからなくなることもある。そんなお母さんたちの精神的なケアをしてあげたい」

 上村さんは兵庫県姫路市出身の34歳。現在5歳と3歳の子どもを持つ母親。上村さん夫妻の実家は関西にあり、育児が大変な時期に、知り合いや施設などに子どもを預けて一人の時間を作ることができず、育児と家事に追われる生活を経験したという。

 そこで上村さんが考案するのが「子どもたちへ安全で質の高い保育を提供することができる託児スペース」と「母親が女性である自分を大切に過ごすことができるcafeスペース」を併設した『託児所×cafe』。キッズスペース付きのカフェは全国でも見られるが、上村さんによると、「完全分離型の施設はほとんどない」という。

 スタッフは全員「母親」で保育士や調理に関連した仕事の経験者で、カフェではそれぞれの得意料理を提供するほか、母親向けのイベントを定期開催する。産後ヨガや離乳食講座、ママ友交流会などを計画。子どもを預けたまま外出することもできるという。

 上村さんは「今の日本は子どもを預けることに罪悪感を感じている人が多い。子どもを産んだ後も自分を大切にできる時間を簡単に作れる環境を作りたい」と話す。

 施設の工事費・設備費は総額1200万円で、そのうち150万円分をクラウドファンディングを活用して資金を募っている。

 『託児所×cafe』の整備場所は都筑区中川1の19の10ミオカステーロ港北中川1階。11月に開業する予定。

完全分離型施設の完成イメージ
完全分離型施設の完成イメージ
施設ができる中川駅近くの通り
施設ができる中川駅近くの通り
CFページに簡単アクセス
CFページに簡単アクセス

都筑区版のトップニュース最新6

プロ並みの消火活動

ウエインズトヨタ

プロ並みの消火活動

消防署長が感謝状贈呈

3月20日

文化の発信拠点、誕生

ボッシュホール

文化の発信拠点、誕生

16日、関係者招き記念式典

3月20日

ITで小児がん理解啓発

横浜市

ITで小児がん理解啓発

メタバースで患者支援も

3月20日

開館前のホールで訓練

都筑消防署

開館前のホールで訓練

ボッシュ社含め合同で

3月13日

メイン「廃止」が決定

横浜国際プール

メイン「廃止」が決定

市、再整備計画を発表

3月13日

区民待望の文化センター

区民待望の文化センター

ボッシュホール16日(日)、開館

3月13日

横浜市都筑区社会福祉協議会

都筑区社協は「あなたと街のかけはし」になります。

https://www.tuzuki-shakyo.jp/

ベル音楽事務所

ヴァイオリン弾きませんか?

http://www7b.biglobe.ne.jp/~belmusic/

<PR>

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 7月11日0:00更新

  • 7月4日0:00更新

  • 3月28日0:00更新

都筑区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

  • 災害に備える

    〜医療・介護の視点から〜

    災害に備える

    ■横浜高齢者グループホーム連絡会

    3月13日

都筑区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2025年3月22日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

X

Facebook