「自分らしく生きること」こそがSDGsの初めの一歩――。地域で活動する子どもや大人たちによるミュージカル「ぼくのワタシの生きる道」が11月23日、横浜YTJホール(中川中央)で行われる。主催は「一般社団法人DEC」と「夢叶きゃらばん」。
「生きづらさを抱えた人たちへエンターテイメントの力を借りて何か届けられないかという長年の思いがあった」と話すのは同法人の上野佳代表。区内を拠点に活動する育児ミュージカル実行委員会「イクミンズ」の協力を得て、今回の公演を実現させた。
キャストは区内や近隣地域の児童や学生、子育て中の母親たち。小学1年生から67歳まで30人が出演する。
不登校やコミュニケーションの取り方に悩むメンバーの実体験を元に作り上げたのが「SDGs」をテーマにした今回の脚本。人の心を惑わす「魔獣」を討伐する旅に出た子どもたちが、様々な価値観に出会いながら、自分の幸せを見つけ、自分らしく生きることの大切さを伝える。
「SDGsに取り組む前に自分を大切にすることが大事ということを伝える『人権』にフォーカスした物語になっている」と上野代表。
1日2公演制。「陽の回」は午後2時から3時半まで。「陰の回」は5時から6時半まで。全席指定。チケットは一般前売3000円(当日3500円)、中学生以下、65歳以上は2000円。オンライン配信あり。
上野代表は「大人も子どもも、本気で叫び演じます。喜怒哀楽の感情と共に多くの人の心にそっと残るそんな作品に仕上げました。生きづらさを抱えた方に見ていただければ」と来場を呼びかけている。
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