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公開日:2023.06.22

サカタのタネ
公開空地をリニューアル
地域の憩いの場に

  • リニューアルしたエントランス付近の花壇

 仲町台にある大手種苗メーカー「サカタのタネ」(坂田宏代表)が3月から実施していた、公開空地の花壇のリニューアルがこのほど完了した。舗装路との仕切りや水はけの改善、潅水装置の設置などを行い、より美しく地域に愛される花壇を目指した。

 同社のエントランス付近にある58平方メートルの花壇は一般の人も楽しめるよう公開空地とし、1995年に本社ビルを仲町台に移転して以来、四季折々に楽しめる様々な樹木や花苗を植栽してきた。

 完成から28年が過ぎ、経年劣化や不具合を改善しようと、110周年を迎えた今年の3月下旬から改修を開始した。花壇と舗装路に仕切りの石を設置するなどのデザインを施したほか、自動的に水やりが出来る潅水装置の設置や、水はけや排水の改善などを行った。

 年3回、行っていた花の植え替えは今まで通り。同じく一般開放している温室の「グリーンプラザ」と合わせ、同社が開発したオリジナル品種を中心に展示している。近隣住民や保育園・幼稚園の園児らの散歩コースとして定着し、憩いの場所にも。「地域の人に植物を育てる楽しさや野菜や花のある豊かな暮らしを提案できれば」と担当者は話す。

都市のオアシスに

 こうした取り組みが評価され、同社は快適で安全な都市緑化を提供する取り組みを評価する2023年度SEGES「都市のオアシス」に更新認定されている。同認定は都市緑化機構が2013年度から3年ごとに実施しており、事業者の「みどりの取り組み」を評価することで、緑豊かな潤いのある都市づくりの推進を目的としている。

 公開空地の花壇だけでなく、雨水のみで管理を可能にしたアクアソイル工法を活用した屋上緑化も、合わせて評価されている。同社は2014年に初認定され、3回目の更新、認定となった。

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