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公開日:2023.09.28

乳がん検診
区内受診率22・7%
「自分事にして早期発見を」

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 日本人女性の9人に1人がかかるといわれる乳がん。早期発見・早期治療にはがん検診が不可欠だが、2018年のデータでは、都筑区の受診率は22・7%と低迷している。区は10月1日(日)のピンクリボンデーに合わせて啓発イベントを行い、日頃のセルフチェックや定期的な検診を呼びかける。

 乳がんは自分で見つけることができる唯一のがんで、ステージ1の早期に発見し治療すれば、9割以上が治る病気とされている。30代からり患者が増え始め、40〜60代がピークとなる。

 横浜市が実施する乳がん検診の2018年の受診率は、全市平均で18・6%、都筑区は22・7%で40歳以上の女性3654人が受診した。企業検診や個人で受診する人間ドッグなどを含む日本全体の受診率でも約45%(厚生労働省19年、40歳〜69歳)。ここ数年は新型コロナウイルス感染症の影響もあり、さらに受診率は減少傾向にあったという。市内トップの受診率にも区福祉保健センターの室山孝子課長は、「非常に低いと言わざるを得ない」と話す。

 市は早期発見のポイントに「最低月1回の乳房のセルフチェック」「定期的な乳がん検診」の2つをあげる。「乳がんはいつでも自分の身に起こりえること。一度、受けたからと安心せずに、定期的な検診を心がけてほしい」と呼びかける。

啓発イベントも

 ピンクリボンデーの10月1日に合わせ、区役所と都筑区医師会が啓発イベントを行う。

 港北 TOKYU S.C.A館(茅ケ崎中央)の1階イベントスペースで、乳房模型を使ったセルフチェック体験会を開催する。正午から午後3時。申込不要。参加した先着200人には、バストマッサージローションを配布予定。都筑区福祉保健課健康づくり係【電話】045・948・2350

 また、かけはし都筑1階多目的研修室(荏田東4の10の3)では、区医師会主催の乳がん講演会〜乳がんの早期発見のために今できること!〜を開く。午後2時から3時。講師は日本乳がん学会乳腺専門医で区内で開業している白英医師。乳がん検診や発生リスク、遺伝との関係などを話す。参加無料。事前申込制で先着50人。左記二次元コードから申込みを。

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