都筑中央公園季節の便り 2月 命輝く芽吹きの季節 寄稿/NPO法人都筑里山倶楽部
2月の都筑中央公園は、春の限られたこの時に、命を輝かせる草木が芽吹き始めます。
スミレが落ち葉の布団から顔を出し、ばじょうじの梅林では、紅梅に遅れて白梅が蕾を膨らませ、紅白の彩りで休憩所に立ち寄った来園者を楽しませてくれます。宮谷戸大池では大池が凍り、キンクロハジロが隅に追いやられてるのを横目に、飛ぶより走るのが得意のキセキレイが自分の庭とばかりに、しっぽを振りながら小走りしています。あちらこちらの谷戸にフキノトウやタラの芽が顔をだしているのをみると、思わずお料理の腕をふるいたくなります。宮谷戸炭焼の近くの園路沿いのクルミの葉痕が、ユニークなサルの顔を形作り、自然の造形が冬の冷たい空気をやわらかにしてくれます。
こうしていろいろな生き物と触れ合う公園の散歩は、私達のいろいろなイマジネーションを膨らませてくれます。
■NPO法人都筑里山倶楽部(【電話】045・941・0987)
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