どう過ごす?あなたにとっての大切な時間(とき) 第9回 多職種連携で尊厳ある暮らしを
このコラムは、「どう過ごす?あなたにとっての大切な時間(とき)」をテーマに、都筑区医師会地域多職種連携協議会に寄稿いただいております。日々を穏やかに過ごすヒントになればと思います。
体調が悪くなり、身体が思うように動かなくなると、入院や入所をされる方も多くなりますが、やはり自分の家で自分らしく暮らしたい、家族と一緒に過ごしたいと思う方も多いかと思います。
私達訪問介護は、自宅で尊厳ある暮らしができ自分らしく暮らせるように、日々の生活や身体面のお手伝いをしています。以前、食事介助が必要なご利用者様が、ご自身で食べられるようになりたいとのことで、リハビリ担当者と相談して、スプーンの変更や、すくいやすいようタオルを駆使して皿を傾けたり、少しずつ介助量を減らしてゆき、ご自身で食べられるようになり喜こんでおられました。私達訪問介護だけではなく、多職種(ケアマネジャー・訪問看護・訪問リハビリ等)と連携することで、その人の力をより伸ばしていくことができるのではないかと思います。うまくいくことばかりではありませんが、目標に向かって一緒に頑張っている時が、ご利用者様と訪問介護にとって大切な時間なのではないでしょうか。
寄稿/ケアネットつづき訪問介護部会
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