戻る

都筑区 人物風土記

公開日:2024.11.28

つづきジャズ協会の会長を務める
藤田 昌彦さん
牛久保在住 49歳

ジャズに魅せられ30年

 ○…「相棒」のサックスを片手に「今日も練習しなきゃ」と笑顔。今年3月につづきジャズ協会の会長に就任し、「観客と演者、両者が楽しめるような企画を」と模索する日々を送る。「裏方だけでなく、矢面に立つことも増えたので、使命感や責任感が増した」と語る眼差しは熱い。現在は、12月22日(日)に控えるクリスマスコンサートに向けて、準備の真っ最中だという。

 ○…群馬県沼田市で生まれた。小学生の頃から、電子オルガンを習い、音楽が好きだった。中学では、吹奏楽部でクラリネットを担当し、部長も務めた。高校に進学すると、ジャズを主体にさまざまなジャンルを織り交ぜた音楽「フュージョン」に熱中。大学時代のジャズ研究会では、ピアノ・サックス奏者としてステージに立った。「初めてのライブでは緊張したが、ジャズはアドリブが9割なので、度胸がついた」と当時を振り返る。

 ○…都筑区に移り住んだ22年前、偶然見かけた屋外ライブに「自分も出たい」と申し出たのが入会のキッカケ。演奏途中のソロパート後に起こる拍手や歓声がやりがいだという。「今後も、区内に協会の名前を浸透させるため、地域密着のイベントを開催していく。背伸びはせず、身の丈に合った活動を続けていきたい」と目尻を下げた。

 ○…現在は妻・息子・娘と4人暮らし。休日にはトランプやジェンガで大熱戦を繰り広げている。娘はフルート奏者で、ステージで共演したことも。「夢がひとつ叶った瞬間。幸せな時間だった」と瞳を輝かせる。周りからは娘に甘いと注意を受けることもしばしばで、現在の夢は「娘の花嫁姿をみること」。「もちろん息子も可愛いですよ」と優しく微笑んだ。

ピックアップ

すべて見る

意見広告・議会報告

すべて見る

都筑区 人物風土記の新着記事

都筑区 人物風土記の記事を検索

コラム

コラム一覧

求人特集

  • LINE
  • X
  • Facebook
  • youtube
  • RSS