横浜オリエンテーリングクラブの会長を務める 西村 和人さん 北山田在住 53歳
緑道の新しい魅力を開拓
○…横浜オリエンテーリングクラブとして節目の30回目の大会が、初めての地元開催。しかも初めてのロゲイニング大会となった。「都筑区内は茅ヶ崎城址や山田富士などの名所旧跡もあり、緑道を上手に利用すればできるのでは、と思っていた。夢が叶って嬉しい」と喜んだ。大会当日は横浜でも降雪の可能性のある予報だったが、競技終了前には雨も上がった。「参加者には楽しんでもらえたようで、ホッとしている」と頬を緩めた。
○…50年以上の歴史を持つクラブの会長に、一昨年4月に就任した。メンバーは高校生から70代まで約40人。「皆に助けてもらっている」と感謝する。年1回の総会のほか、全国大会への参加や不定期開催の練習会が主な活動。「皆が積極的に参加しやすいよう」にと心を配る。
○…徳島県の出身。就職で神奈川へ。2003年、結婚を機に都筑区民となった。24歳の頃、会社の先輩に誘われランニングをはじめ、数年後、同様にオリエンテーリングに誘われ、ハマった。レースには年間5〜10回、多い時には20回近く、参加することも。オリエンテーリングの魅力について「マラソンと違い、ルート選択次第で走力のある人にも勝てる戦略性」と語る。地図を眺め、ルート選択を思考し、走り始める。2018年には全日本大会の45〜49歳の部で優勝を飾っている。
○…市民ランナーとして、今でも年に1度、フルマラソンを走る。3月には帰省を兼ね、地本・徳島で開催されるフルマラソンに出場する。自己ベストは48歳の時にだした3時間48分。大会に向け、会社からの帰宅時間を利用した「通勤ラン」などで練習を重ねる。「まずはサブ4(4時間切り)を」と控えめに目標を掲げた。
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