意見広告・議会報告
明るい未来への一歩 市政報告 18 次世代育成のための文化施策に! 公明党 横浜市会議員 市来えみこ
子どもたちへの文化芸術体験は、モチベーションやコミュニケーション力といった「生きる力」に影響を与えると考えます。公益社団法人チャンス・フォー・チルドレンの調査によると、世帯年収が低いほど学校外でのスポーツや文化芸術活動、自然体験などの体験活動が少なくなっています。更に、コロナ禍でリアルな体験の機会が減るとともに、経済環境や家庭環境による子どもたちの体験格差の問題が指摘されています。
そこで、令和5年9月の山中市長へ第一回目の一般質問で「子どもの文化体験の大切さ」を訴えたことが契機となり、令和6年度から新たに「子どもの文化体験推進事業」が開始されました。
本市の子どもたちには、家庭や社会の状況に関わらず、文化体験に参加できる機会の創出を進めることが、行政の役割だと思います。その意味からも、都筑区民が完成を心待ちにしていたボッシュホールでは、子どもたちが思いきり文化芸術体験できる素晴らしい施設にしていただきたいと感じています。
とりわけ本市には、長年の鍛錬と深い洞察を持つプロのアーティストが住んでいますので、そのような方々からの指導は、子どもたちに大きなインパクトを与え、技術の習得だけではなく、広い世界を感じ取るためにも効果的と考えます。
令和6年12月の二回目の一般質問で、再度、「子どもたちが、家庭や社会の状況に関わらず、文化体験に参加できる機会の創出を、本市の施策として進めていくべき」と市長へ訴えました。
市長からは「文化体験は平等に保障されなくてはならないとのこと、おっしゃる通りと思います。子どもたち誰もが、身近な場所で文化に触れられる機会を作る、これは行政としても責務であると思います。今後も引き続き子どもたちが、多様な文化に触れられる、そういう体験の創出に取り組んで参ります」との答弁をいただきました。
今後も、より多くの子どもたちが、身近な場所で文化体験ができる環境づくりに取り組みます。そして、本市の持つ文化資源の新たな魅力を引き出し、多彩な文化体験ができるまちづくりに取り組んで参ります。
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