横浜市は、都筑区あゆみが丘9(C地区)の市有地を住宅の脱炭素化モデルとなる街区にする地区計画に変更する都市計画市素案の説明会を6月13日(金)、中川西地区センターで開催する。土地は民間活力を生かし、一戸建て住宅をメインとした土地活用を想定する。
あゆみが丘地区約10・8ヘクタールは1996年、「都筑関耕地地区」として地区計画が決定。地区を8区分し、良好な環境の市街地形成、保全を目標に、土地利用の誘導を図る方針となっていた。
C地区は2000年に公益用地として市が取得。18年には特別養護老人ホームの整備計画があったが、地域住民の意見を踏まえて見直され、その後、未利用状態が続いていた。22年に公共利用の計画が無いことを確認した市は、人口減少を見通し、公共施設をダウンサイジングしていく市の方針などを踏まえ、民間事業者を対象に市場調査を実施し、戸建住宅などの開発ニーズを確認。脱炭素社会への貢献と地域の活性化を両立する開発を可能にするため、地権者に対し、事業の方針とそれに伴う地区計画の変更に関する意向調査を実施、約3分の2の賛成があった。
地区計画が変更されるのはC地区の約0・7ヘクタール。計画では「最高レベル」の省エネ住宅のモデル地区として、高断熱・高気密仕様で、太陽光発電や蓄電池を備えた定期借地権付きの戸建住宅が20棟分譲される(うち1棟は体験棟など)。また地域の多世代交流の促進や防災力の向上を目的とした供用広場や町内会館の整備が予定されている。
都市計画の素案の説明会は6月13日午後7時から中川西地区センター(中川2の8の1)で開催される。事前申込みは不要。説明会の様子は27日(金)まで市のホームページ上で動画配信もされる。素案は建築局都市計画課または市ホームページで13日から27日まで縦覧が可能。縦覧期間中、関係住民および利害関係者から市素案に対し、公開の場で意見を述べる「公聴会」開催の申し出があった場合、7月28日(月)午後7時から同センター体育室で行われる。
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